今日の段ボール69

段ボールを鑑賞する夕べ その2  厳選段ボールコレクションを眺めながら…


引き続き「ダンボールを眺めてお酒でも…のみましょう!」という素敵な夕べの報告です。
前回紹介したOr-itaトライアルセットのパッケージの開発の為に集められた段ボールの中から選ばれた箱もまた、会場のあちこちに展示されていました。

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これは、階段から2階の会場までの通路的な場所に置いて(展示して)あった箱。

沢山貼ってあるテープにaqua cleanとロゴが入ってますが、スペインの会社みたいです。

さすが、ヨーロッパからやってきた段ボールは、リサイクル重ねていてグズグズですね!
シールもベタベタ貼られて、本当にボロくてかっこいいです。
いかにも、船便で来たぜ、って雰囲気です。



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この箱は、会場の入り口の看板役。イタリアのトマト缶の箱でしょうか?
程よい大きさ、厚み、色。この色は、経年変化??オイルが染み込んでるみたいなすごく良い色!!
展示タイトルの白と黒のプリントが映えてます。



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ワインを手に熱く語る織咲誠さん。
この現像液などが入っていた箱をどこから救出して(頂いて)きたのかなど半分聞きそびれましたが、結構古そう。
箱はアメリカものでしょうか。しっかりしていて色が綺麗。

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箱を横から見たところ。
ピクトグラムが存在感大。痛そうな絵も白バックで強調されて、版ずれも良い味です。

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この箱に入っていたという、織咲さんお気に入りのセクシーボトル



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ここは、段ボールの色を国別に比較するコーナーのようです。
奥の背の高いのがブラジル、その手前がカナダ、一番手前がアメリカ、右奥の白っぽいのがイタリアの段ボール。

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これはブラジル産の珈琲豆が入っていた箱でしょうか。
織咲さんが言うには、ブラジルの段ボールは、やっぱり珈琲の色をしているんだそう。
そう言われたら確かに、手前の箱に比べると黄色みがかっていて、
紅茶でもチョコレートでもなくて珈琲の色!

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ブラジルの手前は、カナダの段ボール。ブルーベリーの箱でしょうか。
森林資源の豊富なカナダでは、段ボールにもバージンパルプが贅沢に使われるらしいのです。
リサイクルしていても、バージンパルプに近いから硬くて、叩いたら良い音がしそうだし、何と言ってもこの濃い色!!

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カナダの次は、同じくバージンパルプを惜しげなく使いがちだというアメリカの段ボール。
エッジのところを見ると、破線状の切り込みが入ってます。
バージンパルプに近くて硬いからパキッとした折り目になってる気がします。
ibpとロゴが入ってますが、牛肉を扱っている会社みたいです。
ブラジル段ボール→珈琲色の流れからいくと、アメリカの段ボール→ビーフジャーキーの色?、かな??

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ブラジルの隣に置かれていたのは、イタリアのマカロニが入っていた箱のようです。
イタリアの段ボールはリサイクルが重ねられていてフカフカした感じ。
そして、、イタリアの段ボール→パスタの色、で良いでしょうか??
段ボールなのに色白で美味しそうな色。




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これは段ボールではないですが、とても魅力的な変わった形の紙管箱。
何か語られていますが、ちゃんと聞きそびれました。


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同じキューピーマヨネーズの箱でも色と硬さが違う、と言うことで撮った写真です。
写真だと違いがあまりわからないですが、小さいほうがだいぶ色が濃く硬かったと思います。
織咲さんの推測では、包装された季節が違うので、気温の高いときには丈夫な箱、などの調整がされてるんじゃないか?とか。
日本の段ボール流通界ではそのような繊細な対応が行われている、ような気もする??


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フランスの自動車ルノーの部品のパッケージ。
紙の色を生かした白の総柄プリントがお洒落です。
この箱、おそらく接着剤なしで組み立てられる設計ですよね。
ーーデザインにコストがかかってるけど、そのおかげで倉庫に積み重ねられたこの美しい箱が、
ルノーのブランドのイメージをどれだけ良くしているか。。
これがトヨタだと無駄なコストとして削減されてしまうんだよなーーというような事を織咲さんが語っていました。
確かに!!そこにかけるコスト、大事ですよね。



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これも自動車のパーツの箱。段ボールではないみたいですが、
組み立て方法が秀逸というのが織咲さんオススメポイントです。
切り込みが大きいのでタブの部分の差し込みが容易で、上のほうを折って組み立てる事で抜けなくなるという仕組み。




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そしてこれが話題?のタイの黄色い段ボールです。
(タイの段ボールは黄色くて、タイゴールドと呼ばれているらしい)
同じドールの商品でも、上はPRODUCT OF THAILAND、下はPRODUT OF THE PHILIPPINES
上に乗った”タイゴールド”、黄色いです!

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会場の一角でスポットライトが当たっていたのが、こちらです。
これも”タイゴールド”の段ボール。輝いています。
タイからの荷物の大きなコンテナの扉が開いたときには、一面黄色く(金色に)輝くんですね。




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こちらは会場の真ん中あたりでスポットが当たってました。
マルボロ1万本が入っていたこの箱は、段ボール箱の最高峰、KING OF 段ボール、、
というような事を織咲さんが話されていましたが、ちゃんと聞きそびれました。
詳しくは、またいつか教えて頂けると嬉しいです。
何気無い箱ですが、とてもしっかりしてて、結構大きいのです。




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このコーナーも、段ボールの色問題。
左側の色の濃い2つがインド製、他の3つが中国製、、かな。
中国では、段ボールのリサイクルが繰り返されすぎ、どんどん黒ずんだ色になってきてしまうのが嫌われるので、
漂白をしてしまうため、段ボールの色が白っぽくなっている、という事だったかな??
これもまたそのうち教えてください。。



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こちらは、プラダの箱
早朝の青山で見つけたという、Or-ita開発部の西脇さんのお気に入りの段ボール箱。
さすが、シンプルでかっこいいです。
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上の箱のステッカーの部分。確かにPradaです。。



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リモワのロゴのついた箱は、ドイツ製ですよね。手前のアメリカ段ボールと比べると随分つるっとしてます。
この3つの箱が同じグループになって展示されているのは何でかな?
よく見ていたら思いついたのですが、3つとも箱を閉じているテープが同じような幅広い紙製だからでしょうか?
最近Amazonの荷物の箱もこういう幅広の紙テープで止めてある事があります。
粘着テープではなくて、昔画用紙の水張りをしたときに使った水をつけて貼る紙テープみたいに、くっついたら乾く感じ。
クラフト紙の粘着テープとかプラスチックの透明テープはリサイクルの時に邪魔になりそうだから、
一緒に溶かせそうなこんな紙のテープに変わってきたのかもしれない、、という推測でどうでしょう?
ただ、とても剥がしにくいので、段ボール箱を平らにするとき勝手が違ってやり難い。

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表面だけ白いアメリカの段ボール。中の色が透けてるくらいの白さがいい感じ。
ネイビーブルーのプリントも素敵。




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濃い色の箱に、発色のいい青色のプリントが美しい箱。
裏返してあるのは、段ボールの品質表示マークが裏面についているからでしょうか。
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火気厳禁な危険な液体が入っていたらしいこの箱は、特別な強化段ボール製だったりするんでしょうか?
なんとなく風格ある質感です。


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タバスコの箱。濃いめの色の地に朱赤と緑のプリントが熱いです。
バランスが良い段ボール箱ですね。かなり好き!
折り目にはちゃんと破線の切り込みが入っております。
今うちに、友達経由でコストコから来たタバスコの箱のカラフルバージョンがあるんですが、全然違う雰囲気です。



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これは会場入り口で看板役をしている箱と同じ商品の箱ですね。
並べて見ないとわからないですが、ちょっと質感が違う気がします。
同じ商品の同じサイズの箱でも、会うたびに違う、一期一会の段ボール箱。。
イタリア生まれのグラフィックはやっぱり可愛い。



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これは!?果物か野菜の箱でしょうか?
倉庫の奥でこんな風にのされていたという段ボール
相当上質な(丈夫な)段ボール箱だったと思われます。
穴の空き方が最高です。



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壁に展示されていた素敵な箱。
薄くてパリッと硬い段ボール。きれいな濃い色。
穴の空いた平面が立体になって、黒い影がくっきり美しいです。
惚れ惚れ。




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ここは、なんと良い眺め!
右側のきちんと重ねられた段ボールシート!!ビューティフルー。
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左側でOr-itaパッケージの台になってるのは、インドから来た段ボール。
ラベルをよく見れば、インドからオランダに送られてる。その後どのようにして日本に来たのか?!
その間に傷のつき方まで、こんなにかっこ良くなってしまったんですね。



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平らにして壁に貼られた段ボール箱。穴あきぶりが素晴らしいキャベツの箱。
これについては、織咲さんのお話を聞きたかったところでした。
きっと色々。。。



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織咲さんの仕事場が載っている、無印良品から出版された本。
パラダイスな仕事場!?
本の展示もグレープフルーツの入っていたしっかりした段ボールが使われてました。



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おしまいは、素敵な段ボール箱の中から出て来た、ジュースの缶。
こんなウエービーな、お茶目な形の缶あるんですね。



もっとよく見たかったし、もっとお話聞きたかったですが、何日あっても足りない感じ、
さらに、写真に写ってないところもたくさんありました。
こんなスペースでこんな展示は、なかなか出来ないことじゃないかと思いました。
段ボールはわからないことが多いので、色々推測するのもまた楽しいです。

次回は、その3です。Or-itaカッターを使って作られた作品の数々です。


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# by tengallon-page | 2018-08-14 17:45 | 段ボールSKETCH

今日の段ボール68

段ボールを鑑賞する夕べ その1 Or-itaと手作りパッケージ

という段ボールを鑑賞する夕べに参加したご報告。
まずは、Or-itaと、買った人に手渡される手作りパッケージの展示の様子です。

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黄色x黒 (OLFA)or シルバーx赤(NT)のホルダーのOr-ita
Or-itaのトライアルボックスを買った人に手渡される、段ボール製の手作りパッケージと色々な付録。


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建物型の箱が広い会場に建ち並んで街ができていました。
かたちのバリエーションがとてつもなく多いし、一期一会の使用済み段ボールで作られるから、様々な質感、色。
固定されている訳じゃなくただ置いてあるのに、この垂直ぶり!!建築物だなと思いました。


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同じ形が並んでいると、色や質感の違いがよくわかって面白いです。


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Pタイルを剥がしたらしい会場の床の質感が段ボールに似合ってました。


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左側、段ボールのウエーブを斜めに使うのが最近の発見だそうです。Or-itaで折り目をつけるからできる技。
段ボールのサイズが足りない時にも使えるし、いい感じ。


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集合段ボール。1棟2棟と数えたいようです。


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蓋をあけると向こう側が透けて見えます。モダンな和室のよう。



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これは、初期の頃に買ってくれた方に実際に郵送したときのパッケージだそうです。
その人のイメージに合わせてひとつづつ作っていたそう。会った事がなくてもメールの文章からイメージしたり。
上の右の出っ張り、よく壊れずに届いたなあ。さすが!!
現在のパッケージとは折り目の感じが違っています。
先日のワークショップで教わった技などでだんだんとシャープな折り目に進化しているようです。


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試作品の数々。ひとつづつ話を聞いたらどれくらいかかるか想像できない。


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懐かしい包帯どめの使い方も色々試されていたようです。



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穴の位置だけをとっても、厳しく検討して決められてます。


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即興で作られたパッケージの形をこんな図面に残してありました。
この紙は、もしかして通販の荷物などに丸めて入っているあの紙をアイロンで平らにしたもの??
すごく古い味わいになっているのは、書類としての保存を考えていない紙なのですぐに変色してしまうからだそうです。



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Or-ita用の段ボールフォント!!パッケージに押されたスタンプや印刷物にも使われています。


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色々なサンプルのファイルが入っているのも、段ボールの箱。



今回の展示では、床に置いてあるパッケージの中から好きなものを選んでOr-itaトライアルボックスにして買って帰る事が出来るようになっていました。
床には空いたスペースがまだあって、会期中に織咲さんの教え子の方々が作るそれぞれの味のある箱が置かれていっていたそうです。

ああ面白かった!
次回は、その2です。蔵出しの厳選段ボール箱の数々です。

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# by tengallon-page | 2018-08-10 17:45 | 段ボールSKETCH

今日の段ボール67

段ボールを鑑賞する夕べ まえがき

フェイスブックを見ていたら、
というイベントのお誘いの投稿があったので、なんだかわからないけど面白いに違いないと、
6月23日の夕刻から参加して来ました。

後楽園駅から5分くらいの古いビルの2階にある、DESIGN小石川という広いスペースに、
Or-itaの開発8年間の間に作られた段ボール製の物体がずらりと並び、
そのあいだの所々に蔵出しの厳選拾得段ボール箱が置かれているという、夢のような展示がされており、
その日は、夕方から会場の一角にワインやビールや美味しいおつまみが用意されていたのでした。

展示は見どころがありすぎて、気になったところだけでもと撮った写真が100枚以上。
ブログに載せたいけど多すぎて、選べないーーと、気づけば数週間が経過していた。
その間に、思い余ってアドビのCreative Cloudを導入してしまった。
やっぱりmac内にフォトショップとイラストレーターがあるとホッとするなあ!
それでなんかいい感じに加工できないかなと思ったが、数年ぶりのブログはどうにも使い勝手がわからず、何も解決しなかったけど、
ようやく、そうか、全部載せてしまえばいいのか!と気づき、3種類に分けて全部(ほぼ)載せることにしました。

その1は、Or-itaと段ボール製パッケージの試作品、図面などと、1点づつ違う(選んで買える)パッケージの展示の様子。
その2は、Or-ita開発の為に収集されたたくさんの段ボールの中から選ばれた箱、切れ端、のされたもの、などなど。
その3は、Or-itaカッターを使って作られた作品の数々。

本当は、お酒のコーナー(作業用のスペースでもあった)も素敵だったんですが、なぜか一枚も写真を撮ってなかった。人がたくさんいるとついシャッター押しそびれてしまいがちなのですが、和やかでいいムードも含め撮っておけば良かった!

まえがき長くなりましたが、次回は、その1です。写真たくさん載せます。

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# by tengallon-page | 2018-08-10 17:25 | 段ボールSKETCH

今日の段ボール66

”ダンボールを極める”ワークショップ その4

織咲誠とテアタマ〜ズによる”ダンボールを極める”ワークショップでは、大人がBOXをぴったりさせることに夢中になっている間に、子供たちもダンボールで遊んでいました。

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カッターは使わないけど小さい子も作れるサングラスとヒゲと蝶ネクタイの工作セット。ダンボールのサンバイザーも。わーい。


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手前にあるのは、道具入れとして活躍している”ぴったりBOX”。使いやすそうです。
中央は、折りを極めたダンボールの物体にぴったりはまった子。ジャストフィット。
後ろにある三角形に折り目の入ったダンボールは、手を使っていろいろ折り曲げているうちに、何か形が見えてきたりするらしいです。


***


このワークショップでは、使ってみたかったカッター”or-ita”を使ってぴったりBOXの奥義を教わっただけでなく、段ボール好きのステキな方たちとお話出来て、本当に楽しかったです。

十数年前、段ボールでスツールを作るために板状の段ボールを買おうとしたら、いい感じの段ボールが全く見つかりませんでした。
何でなんだろう?という疑問と、でもどういう段ボールがいいんだっけ?ということを考察しようと、このブログを書き始めました。

そして、段ボールでスツールを作ろうとしたきっかけは、このワークショップを主催されている織咲誠さんの展示を観たことだったのです。
その展示は、2000年10月末から11月初めに原宿近辺でやっていたHAPPENINGという街中のあちこちで主にインテリアとかプロダクトデザインとかがアートでカオス?な展示をするイベントの中でした。あれ、面白かったナ。

うちに帰ってから、探してみたらその時のカタログが出てきました。


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これ↑がそのカタログです。
もう忘れていたのですが、このカタログは自分で完成させるとかで、ポラロイドチケットというのが付いていて各会場でチケットと引き換えにポラロイドカメラで撮った写真を貼り付けるようになっていました。


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大好きなインテリアショップTRICOでマイケル・マリオットの展示↑を観た後に、TRICOスタッフの方にお薦めを聞いたら、
「オリサキマコトさんの展示が良いです!」

オリサキマコトさん?、この穴あきのパンを食べている方(カタログ内の写真)か、、と思いつつ会場に行ってみました。



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…で、織咲誠さんの展示を撮ったのがこれ↑です。
展示のメインは曲線の折り目がついたユニークな紙皿だったのですが、
この写真のなんだかわからない物体がまた大変魅力的でした。
これは、段ボールではなくてスツールでもなかったのですが、当時紙を使った立体を色々作りたかった私は、
そうだ、こんな感じで段ボールでスツール作ろう!と思ってしまいました。
その後実際2種類の段ボールスツールを作り、いまひとつというか全然ちがうモノになりましたが、、。
今見てもやっぱりこれ、いいなあ!
ワークショップの時にご本人に聞いたら、厚紙にフェルトを貼り付けたものだったそうです。
そうか!手漉きのフェルトのようです。
道理で、すごく綺麗な発色で、それも魅力だったんだと思います。
紙を曲線で折ったこの形がすごく良かったのですが、表面の素材の感じも大事だったのだ。


***


あれからずいぶん年月が経ってしまいましたが、3年くらい前にツイッターの”お薦め”で織咲誠さんのアカウントのフォロワーになり、ツイートを読んでいるうちに、オリジナルのカッターや、ダンボールのパッケージのことを知り、今回のワークショップに参加するに至ったわけなのでした。お会い出来て良かった!
                           


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# by tengallon-page | 2018-05-20 16:28 | 段ボールSKETCH

今日の段ボール65

”ダンボールを極める”ワークショップ その3

今回は、織咲誠とテアタマ〜ズのワークショップで使われているオリジナルの段ボール専用カッター刃 "or-ita"(オリタ)のことを書きます。

2年位前織咲誠さんのツイッターの記事でこのカッターの事を知ってから、ずっと欲しいと思ってました。段ボール専用のカッターと言われたら欲しいに決まっていますが、段ボールで工作する余裕もあまりない日々だったので保留になっていました。この度、ちょっと遠いけど馴染みのある葉山でのワークショップがあると知り、まずは使ってみようとこのワークショップに参加したのでした。

で、ワークショップ終わってから、この場で買えると言う事で、ひとつ持ち帰りました。

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"or-ita"を使って作られた段ボールのパッケージに入っています。この箱は何種類かあってこの形にしました。
ぴったりBOXと並べて記念撮影。(腕は"or-ita"をデザインされた織咲さんです)



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パッケージの中はこれだけ入っていました。
たたんである紙は、このパッケージの他4種類の箱の実物大型紙と作り方。箱はどれも屋根?があって建物っぽい形です。
この箱は背が高くて底面が三角形なんですが、キチンと垂直に立っていて端正です。



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この刃の部分が"or-ita"のオリジナルです。ホルダーは、NTまたはオルファのロータリーカッターで、これはNTのもの。
今は量産型になったそうですが、以前はデザインされた織咲さんが自らグラインダーで削ってひとつづつ作っていたとか!?
段ボール用のカッターが無いから自分で作ってしまったとは凄い。
量産型になって刃の形が、ギザギザになってます。



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パッケージ、おしゃれな味わいのこの段ボール、湖池屋のポテチの箱の裏面だったんですね。ウラの方がステキな日本製段ボール。
折り目の破線の切り込みが見えているところも素敵。これはおそらく量産型になる前の"or-ita"を使って作られている様子。今回私が作ったぴったりBOXは破線の切り込みは外側に見えません。量産型で改良されて刃先がギザギザになったおかげかな。



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段ボール製のオリタ型シリアルナンバープレートです。ぱりっとした高級そうな段ボールで出来ています。
自立します。かわいい。
私が持ち帰った刃の形よりシンプルだけど、量産型になる前の刃の形はこれに近かったんじゃないかと思います。
この形の刃だと、折り目の破線が外側に見えるようになるのでしょう。


***


自分でも(昔すぎて)忘れていたのですが、一番最初の今日の段ボール01で、紹介したアメリカ製のjoyの箱の角の折り目の破線の切り込みがかっこいい、とか、書いていました。これはこれでかっこいいですよね!

次回は、12年前に段ボールのことをブログに書き始めた時のことを思い出しつつ、”ダンボールを極める”ワークショップの続きを書きます。

(つづく)






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# by tengallon-page | 2018-05-20 16:21 | 段ボールSKETCH

今日の段ボール64

”ダンボールを極める”ワークショップ その2

前回の続きで、織咲誠&テアタマ〜ズによる、”ダンボールを極める”ワークショップに参加したお話。
今回は、出来上がり持ち帰った"ぴったりBOX"鑑賞会wです。

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今回のワークショップでいただいた、ぴったりボックスの”虎の巻”です。これはとても貴重。


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うちに持ち帰った自作のぴったりボックスは、思わず眺めてほれぼれする佇まい。
内側にフレキソ印刷のステキなイラストがのぞいています。


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こちら側は、運送時のステッカーが雰囲気を醸してます。


そして、段ボールを折り曲げた”エッジ”の部分が、シャープ(ほどよく)なところと、水平垂直の正しさがすごいです。

段ボールは厚みがあるし間のウエーブ(波なみ)になった紙(フルートと言うそうです)の方向によってどうしてもエッジに丸みができたり、全体のサイズが変わってしまうのだけど、”虎の巻”に載っている秘伝のサイズ出し方法と、点線でカットできる段ボール専用のカッターを使っているので、ウエーブの縦横両方ともシャープな折り目を作れるのです。

その、専用カッター ”or-ita" (オリタ)のことを次回書きます。

(つづく)







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今日の段ボール63

”ダンボールを極める” ワークショップ その1(7年ぶりの段ボール日記)

先月末の4月29日、織咲誠&テアタマ〜ズによる、”ダンボールを極める” ワークショップに参加して来ました。
場所は、新逗子駅から徒歩で20分の”かざはやファクトリー”。

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子どもコース、大人コース、いろいろある中で、

”ぴったりBOX”

という大人コースに申し込みました。

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ペヤングの大きい箱に入った小さい箱4つ。空いている隙間にぴったりの5つ目の箱を作ります。
まずはたくさん集めてもらってある段ボールの中から好きなのを選びます。
私は、アメリカ製のワインの箱にしました。プリントの色も素敵な高級な段ボールです。
その段ボールを使い、丁寧なご指導の下、ノギス、ディバイダ、スコヤ、金尺、そしてオリジナルのカッター刃”オリタ”等々を駆使して作業。
あっという間に3時間が過ぎ、、、

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ぴったりの箱が出来ました。

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小さな箱作りながら、たくさんの奥義を伝授いただいたのでありました。

(つづく)








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