2018年 11月 02日
今日の段ボール73
コストコ通の友人が持ち帰って事務所に置いていた段ボールを先日7つ頂いて来て紹介しています。
友人曰く、段ボールが好きなわけではなくてオークションの梱包に使うため、なんだそうですが、ちゃんとチョイスされているようです。
5番目の箱は、これ。一番存在感がありました。
デルモンテのパイナップルの箱です。パイナップルの入ってた跡が白っぽくなってます。
横向きに互い違いに入っていたんでしょう。つぶれたらいけないから、とても頑丈な箱です。
6箇所の出っ張りで、きちんとスタッキングできる様になってます。
段ボールの生地の色が濃いのが何よりかっこいい!元は木でした、という雰囲気。
パイナップルの箱と同じく、スタッキングできる大きな箱です。
端の方にtable grapesと書いてありますが、プラスチック袋に入ったぶどうが入っていたみたいです。
これも頑丈にできてますが、ぶどうはパイナップルほどは重量がないだろうから、箱も少し軽い感じです。
普通の三層の段ボールで、縁を折ったり重ねたり、上手いこと強度を出してます。
出っ張りのところが巧みですね。
表面は、白くてツルツルでちょっとフカフカな紙です。
内側の板紙は、結構硬い色も濃いめです。
表面ツルツルの段ボールは内側のワイルドな感じとのコントラストが素敵ですよね。
折り目のミシン目もパリッとする感じ。
最後の1個は、また次回です。
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by tengallon-page
| 2018-11-02 20:07
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2018年 10月 23日
今日の段ボール72
久しぶりに訪ねた友人の事務所からいくつも頂いてきたコストコの段ボール。
3つ目は、これです。これもアメリカ製の黄色のトレイ型。
Press'n Seal Wrapというのは、片面が粘着性になっているラップで、
粘着面を内側にして2枚で挟んで密封したり、器に被せると逆さにしても漏れないとか、
色々便利なラップらしいです。
商品の個包装は青っぽい箱みたいですが、黄色地に赤いロゴと商品名だけのシンプルなトレイに並ぶと映えそうですね。
ザ・スーパーマーケット。
アメリカの段ボールにしてはリサイクルの回数を重ねているみたいでやや弱い感じです。
それで縁は折り曲げて強度を出しているんじゃないかと思います。
とはいえ、触ってみると結構しっかりした板紙で出来ています。
横向きに立ててみると、ゆがんでいて真っ直ぐに立ちません。
手前の縁の折り目がちゃんと折れてないせいか、、?
アメリカには直角というものがない、という方が居たのを思い出しました。
4つ目は、フリトレーのバラエティパック24のトレイ型段ボール箱。
6種類のスナックの詰め合わせで、今はもうコストコには売っていないそうです。
中身の商品はアメリカ製ですが、箱はおそらく日本製。
このトレイは、短辺が切りっぱなしで長辺が縁を折り曲げてあリます。
裏面もつるっと均一な日本製らしい段ボールで、板紙の質はかなりふかふかです。
切りっぱなしの小口がヨレヨレになっておりますが、中身が軽いスナック菓子だから強度には問題なし。
段ボール鑑賞的にはやっぱり魅力が少ないですが。。
グラフィックのプリントはすごくかわいい。
今回は、ちょっとライトなの2種でした。
次回は、ヘビーなのをご紹介します。
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by tengallon-page
| 2018-10-23 20:45
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2018年 10月 21日
今日の段ボール71
久しぶりにコストコ通の友人の事務所から段ボールをたくさん頂いてきました。
車でコストコに行く友人に初めて連れて行ってもらってから、はや12年、、、。
最初の1つはこれ。「あの黄色、良いだろう?」と友人もお気に入りなトレイ型の逸品です。
PICANTEはメキシコ風の辛いソースらしいです。
Mediumなので中辛ですね?HotやMildの色違いの箱もあるんでしょうか?
素材のままでも素敵なんだけど、その上にポップで機能的なプリント。
ミシン目の入った折り目、ボトルの入っていた円い跡、角に貼られたステッカー、、などなど。
盛りだくさんで、バランスも良くて、ほんと素敵!
もう一つは、こちら。これもまた辛いタバスコの入っていた箱。
12ozの大瓶。普通のスーパーで売ってる瓶の数倍の量が入ってるらしいです。
タバスコカラーのイラストのバックがまた派手なオレンジ色で、、、辛さがアピールされているようです。
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| 2018-10-21 21:12
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2018年 08月 19日
今日の段ボール70
「ダンボールを眺めてお酒でも…のみましょう!」という夕べに参加した報告、その3です。
Or-itaカッターの開発とともに生まれてきた、段ボールで出来た物体も、たくさん展示されていました。
まず会場アプローチに居た、ユニクロと黒ラベルの箱で出来た巨大海老。
Crazy(天才?)と呼ばれる方が作ったそうです。
即興で作ってしまうとか…でこの完成度。
ブルーのボタンみたいなものがたくさんついてますが、段ボール工作専用の留め具で何度でも止め外しができます。
この海老はバラバラにしてコンパクトにあちこちに持ち運ばれているらしい。
通路的なところにあったのが、水に浸けて(濡らして)3枚おろしにした段ボール。
段ボールは濡らすことによって表面と裏面の平らな紙と真ん中のウエーブになった紙とに剥がして分けることが出来ます。
私は段ボールではやったことがないですが、厚紙(イラストボード)を濡らして両面をはがし3枚おろしにするのは昔よくやっていました。
滑らかな表面のケント紙のイラストボードを剥がしてわざわざザラザラにした面に絵を描いたり工作をしていました。
あれに比べると、段ボールの3枚おろしはとても理にかなってると思いました。
平らにしたいときはアイロンをかけるそうです。
この3枚おろしによって、段ボールのリユースの可能性が随分と広がったようです。
コート掛けには、段ボールのかぶり物が。
Or-itaカッターを使った、段ボール工作。段ボールらしからぬ(?)、シャープな折り目で立体になってます。
段ボール工作はざっくり作るもの、っていうイメージを裏切り、素材の味わいは際立っているかも。
ピンポン玉くらいの段ボールボール。かわいい。
これは3枚おろしではなくて、表面の1枚だけ剥がした2枚おろしの段ボールで作られているそうです。
この上の写真には、もっと大きく作ったボールがちょっと写ってます。
この集いに参加する前に、姪っ子がうちに来ていて、彼女はこのブログを「たまに見てるよ」というのですが、
「今日はこれから段ボールを鑑賞する集いに行くんだよ」と言ったら、
「叔母さん以外に段ボールを鑑賞する人なんているんだ!?」と驚きつつ、
「ていうか、段ボールって何?紙なの?ボール?何?」
このかわいいやつを見せてあげたかったです。
段ボールのボールはboardでballじゃないけどボールにもなってたよ。
(段ボールボール→corrugated board ball)
先日のワークショップで教えていただいた、ぴったりボックスの上級版?
細長さ、小ささを極めてる。マスキングテープがぴったりはまっている。
段ボール巾着。硬いような柔らかいような。
よく見かける缶ビールの箱が2個繋がっている様子。いい大きさ。
正三角形のグリッドで、折り目をつけた段ボールの造形の数々。
ご指定の撮影ポイントから撮ったゴリラの顔!
雨の日サービスで、特別見せていただいた、熊のお面の解体組み立てパフォーマンス。
(このブログでは、私の好きなアニメーションGIFはこんな小さいのしか動きませんでした。
せっかくフォトショップ導入して作ったのになぁ)
お子さんのためにママが作った段ボールのおもちゃ。
真ん中右は黄色いシールが出てくるヤマトさん。
ダイソン的なやつ。写ってないけど、ペットボトルを使った部分とか見た目も面白くて、
実際に使って遊べる、本格的なつくり!!
真実の口段ボールガチャ。子供達のワークショップの時に活躍するらしいです。
400円で1個、自分で口に手を入れてカプセルを取ります。
ズルをすると、手が抜けなくなります。
見た目も良く出来ていると思ったが、転がした時に響く、真実の口に相応しい荘厳な音がすごい。
子供が入って遊べる段ボールキャタピラー。
すでにあちこちで使われているらしいですが、頑丈そう。
正三角形の角って丈夫なのね!
テアタマ〜ズ!が、昨年まで小さなブースからはみ出しながら参加していたというメーカーフェア。
今年は13ブースを使って暴れてくださいということになったそう。
私は、8月5日にちょっとだけど行って来ましたので、また、報告をする予定です。
次回は、久しぶりに、友人の仕事場から頂いて来たコストコ段ボール鑑賞です。
今日の段ボール1も、同じ友人に車でコストコに連れて行ってもらい集めた段ボールでした〜
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by tengallon-page
| 2018-08-19 17:08
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2018年 08月 14日
今日の段ボール69
これはブラジル産の珈琲豆が入っていた箱でしょうか。
織咲さんが言うには、ブラジルの段ボールは、やっぱり珈琲の色をしているんだそう。
そう言われたら確かに、手前の箱に比べると黄色みがかっていて、
紅茶でもチョコレートでもなくて珈琲の色!
ブラジルの手前は、カナダの段ボール。ブルーベリーの箱でしょうか。
森林資源の豊富なカナダでは、段ボールにもバージンパルプが贅沢に使われるらしいのです。
リサイクルしていても、バージンパルプに近いから硬くて、叩いたら良い音がしそうだし、何と言ってもこの濃い色!!
ブラジルの隣に置かれていたのは、イタリアのマカロニが入っていた箱のようです。
イタリアの段ボールはリサイクルが重ねられていてフカフカした感じ。
そして、、イタリアの段ボール→パスタの色、で良いでしょうか??
これは段ボールではないですが、とても魅力的な変わった形の紙管箱。
何か語られていますが、ちゃんと聞きそびれました。
これも自動車のパーツの箱。段ボールではないみたいですが、
組み立て方法が秀逸というのが織咲さんオススメポイントです。
切り込みが大きいのでタブの部分の差し込みが容易で、上のほうを折って組み立てる事で抜けなくなるという仕組み。
会場の一角でスポットライトが当たっていたのが、こちらです。
これも”タイゴールド”の段ボール。輝いています。
タイからの荷物の大きなコンテナの扉が開いたときには、一面黄色く(金色に)輝くんですね。
こちらは会場の真ん中あたりでスポットが当たってました。
マルボロ1万本が入っていたこの箱は、段ボール箱の最高峰、KING OF 段ボール、、
というような事を織咲さんが話されていましたが、ちゃんと聞きそびれました。
詳しくは、またいつか教えて頂けると嬉しいです。
何気無い箱ですが、とてもしっかりしてて、結構大きいのです。
このコーナーも、段ボールの色問題。
左側の色の濃い2つがインド製、他の3つが中国製、、かな。
中国では、段ボールのリサイクルが繰り返されすぎ、どんどん黒ずんだ色になってきてしまうのが嫌われるので、
漂白をしてしまうため、段ボールの色が白っぽくなっている、という事だったかな??
これもまたそのうち教えてください。。
火気厳禁な危険な液体が入っていたらしいこの箱は、特別な強化段ボール製だったりするんでしょうか?
なんとなく風格ある質感です。
これは会場入り口で看板役をしている箱と同じ商品の箱ですね。
並べて見ないとわからないですが、ちょっと質感が違う気がします。
同じ商品の同じサイズの箱でも、会うたびに違う、一期一会の段ボール箱。。
イタリア生まれのグラフィックはやっぱり可愛い。
これは!?果物か野菜の箱でしょうか?
倉庫の奥でこんな風にのされていたという段ボール。
相当上質な(丈夫な)段ボール箱だったと思われます。
穴の空き方が最高です。
壁に展示されていた素敵な箱。
薄くてパリッと硬い段ボール。きれいな濃い色。
穴の空いた平面が立体になって、黒い影がくっきり美しいです。
惚れ惚れ。
ここは、なんと良い眺め!
右側のきちんと重ねられた段ボールシート!!ビューティフルー。
平らにして壁に貼られた段ボール箱。穴あきぶりが素晴らしいキャベツの箱。
これについては、織咲さんのお話を聞きたかったところでした。
きっと色々。。。
織咲さんの仕事場が載っている、無印良品から出版された本。
パラダイスな仕事場!?
本の展示もグレープフルーツの入っていたしっかりした段ボールが使われてました。
さらに、写真に写ってないところもたくさんありました。
こんなスペースでこんな展示は、なかなか出来ないことじゃないかと思いました。
段ボールはわからないことが多いので、色々推測するのもまた楽しいです。
次回は、その3です。Or-itaカッターを使って作られた作品の数々です。
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by tengallon-page
| 2018-08-14 17:45
| 段ボールSKETCH