TEN GALLON BOARD
2018-12-06T07:16:02+09:00
tengallon-page
TENGALLONの 段ボール観察日記
Excite Blog
今日の段ボール78
http://tengadiary.exblog.jp/238889549/
2018-12-04T23:29:00+09:00
2018-12-06T07:16:02+09:00
2018-12-04T23:29:32+09:00
tengallon-page
段ボールSKETCH
段ボールのお財布Cartonで最近すでに有名な島津冬樹さんのドキュメンタリー映画が出来たというので、
11月3日、世田谷ものつくり学校でやっていた試写会&島津さんご本人が登場するトークに行ってきました。
島津さんの段ボール財布は、ほとんど写真でしか見たことがないんですが、お洒落なイメージ。
元広告代理店(大手)勤務のどんなクールでスマートな方がトークされるのかなと思ってたら、
マイペースでお茶目な人柄がプロデューサーの汐巻さんの優しさ溢れるツッコミで伝わってきました。
映画はというと、これも想像よりずっとあったか〜い、ほのぼのと感動してしまうものでした。
でもやっぱり映像はスタイリッシュで、かっこよかったり。
外国の街角で段ボールを拾う島津さんは、昔、地下鉄に落書きをしていた頃のキースへリングみたいだなと思った。
あの頃まだ生まれてないな。
仕事場のウォークインクローゼットの中に集めた段ボールがたくさんある場面があったのですが、
30カ国で集めてきたものと、東京の街角で拾ったものとがあのスペースに収まってると考えたら、
決して多くはない、島津さん流にかなり厳選された”いい段ボール”ばかりなんですよね。
島津さんのチョイスは、グラフィックデザインとその箱に関わった人たちの物語の刻まれ具合が重視されてるよう。
あのウォークインクローゼット、いつか覗いてみたいな。
Or-itaの織咲さんの選んだ段ボールも好きだったけどまた基準が違っていたし、段ボールやっぱり面白いです。
このブログを書こうと思ってた先週の土曜日、
仕事先マンションで、正午の終業間近にいつものように”中島信也土曜の穴”を聴いてたら、
今日のゲストは段ボールアーティストの島津冬樹さんですっていうもので、
終業の打刻をしたけど帰るに帰れなくなって、聴いてから帰りました。
最近他にも3つくらい別のラジオ番組に島津さんが出ているのを聴いたんですが、
信也さんは広告を作る人なので、やはり広告を作っていた島津さんとの話は他とちょっと違う感じで面白かった。
広告というのはコミュニケーションを作る仕事だから、
広告を作っていた経験は段ボール財布のワークショップや映画作りに役に立っているんじゃないかな、と信也さんが言ってましたが、
島津さんは拾った段ボールの良さを段ボール財布を通したコミュニケーションで伝えようとしているんだね。
だって、段ボール良いもんね!(でも意外とみんな気がついてない)
*****
そして、この試写会には、Or-itaの織咲さんのワークショップで知り合ったダンボールマンこと小仙浩司さん一家が
同じ日に参加されるということがたまたま前日にわかり、またお会いできるのも楽しみでした。
小仙さんは、映画にも一瞬登場してました。
小仙さんに初めて会った時に、段ボールについてあまり人に話しても通じなそうだと自分が思ってるところを話したら、
普通に話が通じたので、とても驚いたもんです。
段ボールについて知識があるしフレンドリーな人柄ということだけじゃなくて、視点、ていうのか、、
こんな人がいるとは、世の中って、人って、やっぱり進化しているんだなあ!?(なんて)
で、昨日小仙さんのことを書こうとしてたら、FBからお知らせが来て、昨日が誕生日だったそう。
FBにはプライベートエピソードの長い投稿もあって、それがとても良かった。
トラゴロウ〜!
↓小仙さんのおかげで島津さんと写真撮ってもらいました。。
↗︎小顔の4人がダンボールマン、左下から時計回りに3号、1号、2号、7号。
そんなことで、映画”旅するダンボール”は12/7からロードショーです。間に合って良かった(!?)
次回は、、まだ決まっていません!
]]>
今日の段ボール77
http://tengadiary.exblog.jp/238878279/
2018-11-27T19:51:00+09:00
2018-11-27T19:51:29+09:00
2018-11-27T19:51:29+09:00
tengallon-page
段ボールSKETCH
”ダンボール大学PTS(パートナーズ)” Maker Fair Tokyo 2018 --- その2
ダンボール折り曲げ用カッター"Or-ita"(オリタ)を通じて知り合った人たち(手脳集団・テアタマ〜ズ)が、
Maker Fair Tokyo 2018に出展しているということで、8月初めの日曜日、東京ビッグサイトへ行って来ました。
テアタマ〜ズは、とても大きなスペースを使ってダンボール大学PTS(パートナーズ)として出展していました。
盛りだくさんだったので、2回に分けてレポート。その2回目です。
ダンボール大学PTSのスペースは、12ブース分あって、全体的にはオープンになっていましたが、
片側に段ボールの壁面があって、"Or-ita"(オリタ)カッターを使った段ボールの加工の方法が、立体的に説明してありました。
厳選された野菜や果物の段ボール箱がそのまま、項目ごとのボードとディスプレイ棚として使われてます。
(写真がボケてますが、会場のざわざわした感じが伝われば!?)
↓上に乗っているのは、ネコの被り物?
↓4月にワークショップで教わった、ぴったりボックスが置いてあります。
右下にはぴったりを合わせる3種の神器、スコヤ・ディバイダー・ノギスが。
↓これは、きれいな柄の段ボール箱です。よく見たら日本製のようです。
若くて段ボールの好きな人がデザインしたんだろうなあ。
横から見たところ。素敵な眺めだなあ〜。
印刷物などが置かれている台も段ボール。バナナ箱2段分がちょうど良い高さ。
デルモンテの箱はバナナのイラストが横に繋がるように出来てるんですね。濃くて良い色の段ボール!
上に乗っているチキータは、同じデザインでも左右の箱の地色もプリントの色も違いますね。並ぶと面白い。
↓これは、ネコの被り物のミニチュア版。幅が4センチくらいの小さいもので確かブローチになってました。
水を使って剥がして薄くした段ボールで出来ているようです。
↑このディスプレイを見た時に、とても懐かしい感じがしました。
子供の頃に、最寄りの駅からうちに帰るとき、いつも曲がる道を曲がらずにまっすぐに行くと、
畑の真ん中にかばん屋さんがあり、店の入り口のガラス戸の内側に、
小〜さいけどリアルに作られたかばんとかランドセルとかハンドバッグとかがこんな風に飾ってあり、
あれ、見るのがたのしみだったな、ということを思い出したのでした。
思えば、段ボールって質感が革に似ているし、丁寧に作られてる感じも似ていてとてもかわいいです。
↓物入れに使われているブドウの箱も素敵じゃないですか!?
内側にも溢れるブドウのイラストがゴージャスです。
ラフな感じの使われ方もまたかっこいいです。
↓折って折って出来た物体色々。自由な造形を目指していると思われます。
段ボールって、何度も折ると、なんだかとても不思議な質感になるんだなあ!
ブースの中にあった巨大段ボール箱の小部屋。
フジダン(株)から提供の防炎段ボール製で、設営もフジダンだそうです。
フジダンの営業・アドバイザーの北川さんという方が居て、設営が大変だったことなどを話してくれました。
高さが3メートルあるので、一番大きいサイズの段ボールシートでも足りなくて、壁面に継ぎ目がありますが、
重ねて継いであるのではなくて、厚みを使って乗せるような形で繋いであるらしいです。
↓ブースの片側に出来ていた展示用の壁面も、フジダンの防炎段ボール製品。
段ボールのシート自体がすごくしっかりしているよ。
棚などの取り付けもネジなどを使って自在にできるそうです。
防炎加工のせいなのか、普通の日本の段ボールより色が深くていい感じなのです。
この段ボール、イベント用だけでなく、家の中でも可動壁として使えないかな?
災害時用に開発されたこんな製品も。
間仕切りって大事ですよね!!ベッドも。
↓これは、防炎段ボールで出来たスツール。
おそらく普通の段ボールで作っても普通に使える形だけど、やたら頑丈な防炎段ボール製なのです。
これで、10年くらい使ってるものだそうです。
段ボール大学PTS(パートナーズ)の大きなブースは、手脳集団・テアタマ〜ズ!の方々の多彩、多才な表現の数々が、
子供達のハンズオンと展示された作品とその辺に置いてあるだけのようなモノとなってあちこちに有り、
活気がありつつ、噛むほど味わい深い、そしてまだまだこれからだぞ、そーんな空間になっていました。
段ボールは、いろいろな角度から、いろいろな方角へと面白くなっていきそうです。
次回は、段ボール財布で大人気、島津冬樹さんの映画”旅するダンボール”の試写会に行ってきた話です。
]]>
今日の段ボール76
http://tengadiary.exblog.jp/238864051/
2018-11-23T19:29:00+09:00
2018-11-24T16:54:10+09:00
2018-11-18T14:22:16+09:00
tengallon-page
段ボールSKETCH
”ダンボール大学PTS(パートナーズ)” Maker Fair Tokyo 2018 --- その1
もう、あのとんでもない暑さを思い出す事もできない季節になってしまいましたがーーー
8月初めの日曜日、行って来ました、東京ビッグサイト。
ダンボール折り曲げ用カッター"Or-ita"(オリタ)を通じて知り合った人たち(手脳集団・テアタマ〜ズ)が、
毎年出展しているというMaker Fair Tokyoへ。
今年は、とても大きなスペースを使えるようになってダンボール大学PTS(パートナーズ)として出展していました。
短い時間だったけど、盛りだくさんだったので、2回に分けて紹介します。
以下の説明は、Or-ita(オリタ)ダンボール折り曲げ用カッターのFBページからのコピーです。
*****
\\ 我らテアタマ〜ズ!(手脳集団)が//
…ついに!!!!!
Maker Faire Tokyo 2018で『ダンボール大学 PTS (パートナーズ)』やります! ◇ 2018_8/4(土)5(日)東京ビックサイトMaker Faire Tokyo 2018(Make: Japan)とのコラボレーション企画として、ダンボールで考え、つくって、遊んで、学ぶ『ダンボール大学 PTS (パートナーズ)』エリアを作って&ハンズオン(ワークショップ)することになりました〜!
昨年まではひとつの小さなテーブルをOr-ita(オリタ)ダンボール折り曲げ用カッターでつながった仲間とシェア。あふれる遊び心は「通路にはみ出し」て来たわけですが・・・ここ数年の様子を主催者が見ていてくれたのです。“ダンボールで暴れてみませんか?” 何と!12ブースをいただけました。結局+αのブースも仕込んでます。https://bit.ly/2IVlLvcテアタマ~ズ!(手脳集団)https://te-atama.com/concept
--- Member ---
テアタマン! S:sharp
織咲誠(or-ita・Intre_works Lab.)http://or-ita.me/
テアタマン! C:crazy
田中さとし(メイク道場・Soupstudio)http://makedojo.com/
テアタマン! F:friendly
小仙浩司(d_l_b・みんなのダンボールマン)http://delo-by.com
テアタマーナ! D:donkey
西脇なでしこ(やさしい力持ちなおねえさん)www.or-ita.me/
テアタマーナ! M:mother
角田真祐子(ママつくって・minna)http://minna-design.com
テアタマーナ! P : painte
nog. (ひと筆描きの天才) https://bit.ly/2MKC2W8『ダンボール大学 PTS (パートナーズ)』エリアは、各企業様のご協力によって実現。
フジダン株式会社(防炎ダンボールなど)、旭紙業株式会社(ダンボール什器など)、株式会社美販(ドーム型スクリーンなど)
*****
私は2日目の午後に行って、どこから見たらいいのか?とウロウロしているうちに、ハンズオン(ワークショップ)で作った作品をみんなで身につけての場内パレードを見逃してしまいました。(大事なイベントだった)写真は作品の授賞式。段ボールの熊さん(左)からの審査員特別賞(だったかな)を受賞した仲良し2人入りのロボット。
その後やや落ち着いて、ブース内をあっちこっちとじっくり見せてもらいました。
こちらでは、段ボールの電車が大人気!(写真のつなぎが雑ですが)
6月にDESIGN小石川でも展示されていた、ママつくって。
minnaの角田さん(テアタマーナM)がお子さんの為に作った段ボールのおもちゃシリーズだそうです。
左下のダイソン的な段ボール掃除機、何度見ても、実際遊んでみてもいい感じだった。
どれも本当によく出来ていて、つくってと言われてもこんな風に作れる人はほぼいないよな、、と思ってたら、
キットになって販売されることになったそうです。こちらに出ていました。
段ボールの着ぐるみの熊とロボットも活躍してました。メイク道場の田中さん(テアタマンC)が作ったそうです。
赤いロボットは、Maker FairのマスコットキャラクターのMakey君。
お腹のMマークは7色に光るし、眼は、送風機になっていて、中の人は快適。これ3日で作ったそうです。すごい。
熊の毛皮は、雑貨屋でコップとか買ったら包んでくれるあれですよね。あれ、なんていう名前だろう?
不思議と馴染んで毛皮らしい。熊は、何年か使っているらしいです。それも驚きだし、良いなあと思った。
こちらに詳しい記事があります。
ブース内には、こんな形の段ボール箱がいくつかありました。
元の箱に、少しの折り目を入れただけで、すごくかっこいい形、何なんだろう?と思っていたら、
これも田中さん(テアタマンC)の考案したQuick & Eazy Stool というものでした。
震災の時に、手近にある段ボール箱で簡単に椅子が作れたら、ということで、
支援物資として送られてくることが多い、2リットルのペットボトルが6個入った段ボール箱で作れるように考えられたものだそう。
下の説明図は、Quick & Eazy Stool用のオリジナル段ボール箱にプリントされたもの。
組み立て前のシート状の箱を1つ頂いたので、今度回を設けて改めて紹介します。
これも田中さん(テアタマンC)の、VRテレビ。防炎段ボール製。このドームは、Makey君の頭部になってるのとも同じですよね!私も体験させてください、と言う勇気がなくて、VRテレビは未体験ですが。。
そして、やはりDESIGN小石川でも活躍していた、真実のガチャガチャ。
これも田中さん(テアタマンC)の作だそうです。
下の写真は、DESIGN小石川の展示の時のものです。
終了時間が近くなった頃。少年がとても慣れた手つきで解体途中の真実のガチャガチャ。
バナナの箱で出来てたんですね。どおりで転がした時に良い音が響いていたわけです。良い段ボールは良い音がする、基本かも。
バナナ箱のままも良いけど、こんな形になってさらに素敵。
どれも解体して運び、何回も使えるようになっているのですが、ちっとも傷んでいません。
これだけ使える段ボール、すぐにリサイクルしてしまうのも、もったいない、そういうものなんだな。
と言うわけで、続きは次回。
みんなが愛用ダンボール折り曲げ用カッター"Or-ita"(オリタ)の、段ボール愛溢れるディスプレイ、などなど、です。
おまけ。バックヤードへ向かうMakey君。背中に哀愁がーーー
]]>
今日の段ボール75
http://tengadiary.exblog.jp/238848508/
2018-11-08T20:58:00+09:00
2018-11-08T21:28:32+09:00
2018-11-08T20:58:57+09:00
tengallon-page
段ボールSKETCH
だ〜いぶ日にちが経ってしまいましたが、7月に新宿BEAMS JAPANの中のB GALLERYに、
儀間朝龍さんの展覧会「SOME POP」を見に行って来ました。
沖縄で制作されている儀間さんの作品は、100%段ボール製。
すごく巧みに描かれた絵でもあるし段ボールというモノでもあり、段ボールプリントのコラージュでもあり、、面白かったです。
ポップなモチーフを忠実に再現していて、一瞬当たり前の存在みたいな様子をしながら、当たり前じゃなかったのでした。
ぜひ実物を観て欲しいのですが、写真撮影OKだったので一部だけど撮って来ました。
展覧会場入り口から、段ボール好きにはたまらないディスプレイ。
初期の頃の作品らしい、大きなキャンベルスープ缶。
キャンベルスープ缶の部分拡大。
こちらも、初期の頃の作品だそうです。ランチョンミートなど缶詰いろいろ。
大きさは実物大に近かったと思う。最近の作品よりカオスな感じですが、色使い実験楽しくてなんだか好きでした。
缶詰の部分拡大。
スマイルマーク。子供の頃、ラブピースって呼んでたなあ。
マスタードとドレッシング(マヨネーズ?)
部分拡大。あんまり拡大されてないですが。
バヤリース。沖縄の街中にこういう看板が実際にあるそうです。
セブンアップ看板。段ボールなんだけど、錆びてる!
ダンキンドーナツ看板。
いつの間にか日本から撤退していたダンキンドーナツ。沖縄には今でもあるところにはあるんだそうです。
コカコーラ看板も錆びてる!
デルモンテ看板。
とてもでっかいコカコーラ缶。
コカコーラ缶の部分拡大。
I ♡ NY Tシャツ。白無地をコラージュで表現するのは難しいそうです。B GALLARYの担当の方が教えてくれました。
バナナ。
マイケルジョーダンとスニーカーのモチーフは、特別に思い入れのあるものなんだそうです。
私はほとんど知識がないので、それ以外のものを段ボール目線?で写真に撮りましたが、
やっぱり、このシリーズは密度がすごいです。
実物大で、タグに書かれた文字まで段ボールで再現されています。!!
儀間さんの制作の様子は、動画になっています。
是非見てください。
動画によると、段ボールを水に浸けて3枚に剥がして(いわゆる3枚おろし)、
表面のプリントされた部分をちぎって段ボールの土台に糊で貼っているのですが、
糊も、ちゃんと段ボールが作られる時に使われている糊と多分同じデンプン糊みたいです。
だから、本当に100%段ボール製。
で、かなり水分のありそうな糊をたっぷり使って貼っているのに、
乾いた後に段ボールの土台が全く反っていないのはどうしてだろう?と、ずっと思っていたのですが、
今回このブログに写真をアップしながらよく見たら、
土台には、ダブルウォール(2段重ね)の段ボールを使っているんだな?
ということに気がつきました。(バナナの側面など)
大きい作品は、さらに何か工夫がされているのだろうか?
やはり、展覧会場ではコラージュの面白さに目を奪われて、土台まで観察できませんでした。
写真に撮って来て後から気がつくこともありますが、
平面ではなくて、空間に置かれたものを、できたら沖縄で見てみたいなあ!
制作の様子
https://youtu.be/5-TBop347F4
インタビュー
https://www.beams.co.jp/feature/180820_interview/
儀間朝龍さんのサイト
http://gimabox.com
次回は、またまた時間が経ってしまってますが、8月にちょっとだけ行って来た、
Maker Faireの段ボール大学!?のレポートです。
]]>
今日の段ボール74
http://tengadiary.exblog.jp/238840381/
2018-11-03T22:23:00+09:00
2018-11-03T22:23:07+09:00
2018-11-03T22:23:07+09:00
tengallon-page
段ボールSKETCH
久々に友達から7つ頂いて来たコストコの段ボール、ひとつづつ鑑賞、観察して来ましたが、最終回。
7番目は、これです。
あのバラ、いいだろう、と友人も気に入ってる様子だったので、くれないかな?と思ったらくれました。
コストコの段ボールは、ディスプレイ用も兼ねたトレイ型になっているのが多いですが、これは身と蓋になっています。
バナナの箱に似た造りで、フロリダ産のグレープフルーツが入ってたらしいです。
身も蓋も頑丈ですが、身の方がより気合の入った頑丈さです。
板紙の質が硬いというより、厚い感じ。
蓋のグラフィックは、インパクトありますよね。黒地に赤いバラがムーディー。。
身の方は、段ボールの生地に明るめのブルーのプリント。側面の長方形(ベタ)が不思議。
無造作にたくさん貼られたステッカー各種も素敵だ!
最後におまけ。
友人は、これがどうしても捨てられないんだけど、持って帰ってなんか作ってよ、って段ボールと一緒にこれもくれました。
同じ形のパルプモールドが100個くらい。マクドナルドでコーヒーお持ち帰りの時のホルダーだそう。
どうすれば良いのか。。
コストコ段ボール鑑賞はひとまず終了。
次回は、夏に観た儀間朝龍さんのすごい段ボール作品です。
]]>
今日の段ボール73
http://tengadiary.exblog.jp/238838447/
2018-11-02T20:07:00+09:00
2018-11-02T21:25:47+09:00
2018-11-02T20:07:50+09:00
tengallon-page
段ボールSKETCH
コストコ通の友人が持ち帰って事務所に置いていた段ボールを先日7つ頂いて来て紹介しています。
友人曰く、段ボールが好きなわけではなくてオークションの梱包に使うため、なんだそうですが、ちゃんとチョイスされているようです。
5番目の箱は、これ。一番存在感がありました。
デルモンテのパイナップルの箱です。パイナップルの入ってた跡が白っぽくなってます。
横向きに互い違いに入っていたんでしょう。つぶれたらいけないから、とても頑丈な箱です。
6箇所の出っ張りで、きちんとスタッキングできる様になってます。
段ボールの生地の色が濃いのが何よりかっこいい!元は木でした、という雰囲気。
しかも切り口をよく見たら2段重ね(ダブルウォール)の段ボール製です。どおりで、出っ張りの部分が切りっぱなしなのにカチカチです。2段になると強度がずいぶん増すんですね。
この箱は、南国ぽいちょっと雑なカラープリントがまた良い感じ。濃い色の生地に、下地の透けない黄色と、ちょっと透ける赤と緑のインクで、それぞれベタと網点を使い分けて、デルモンテらしさと、パイナップルらしさを表現しています。パイナップルの葉の部分は、やや赤っぽい段ボールの生地の色に緑の網点が乗ってしゃれた色になってますね。
6番目の箱は、これです。
パイナップルの箱と同じく、スタッキングできる大きな箱です。
端の方にtable grapesと書いてありますが、プラスチック袋に入ったぶどうが入っていたみたいです。
これも頑丈にできてますが、ぶどうはパイナップルほどは重量がないだろうから、箱も少し軽い感じです。
普通の三層の段ボールで、縁を折ったり重ねたり、上手いこと強度を出してます。
出っ張りのところが巧みですね。
表面は、白くてツルツルでちょっとフカフカな紙です。
内側の板紙は、結構硬い色も濃いめです。
表面ツルツルの段ボールは内側のワイルドな感じとのコントラストが素敵ですよね。
折り目のミシン目もパリッとする感じ。
最後の1個は、また次回です。
]]>
今日の段ボール72
http://tengadiary.exblog.jp/238821668/
2018-10-23T20:45:00+09:00
2018-10-26T07:44:49+09:00
2018-10-23T20:45:35+09:00
tengallon-page
段ボールSKETCH
久しぶりに訪ねた友人の事務所からいくつも頂いてきたコストコの段ボール。
3つ目は、これです。これもアメリカ製の黄色のトレイ型。
Press'n Seal Wrapというのは、片面が粘着性になっているラップで、
粘着面を内側にして2枚で挟んで密封したり、器に被せると逆さにしても漏れないとか、
色々便利なラップらしいです。
商品の個包装は青っぽい箱みたいですが、黄色地に赤いロゴと商品名だけのシンプルなトレイに並ぶと映えそうですね。
ザ・スーパーマーケット。
これは、前回のトレイ型とは違って、切りっぱなしではありません。
アメリカの段ボールにしてはリサイクルの回数を重ねているみたいでやや弱い感じです。
それで縁は折り曲げて強度を出しているんじゃないかと思います。
とはいえ、触ってみると結構しっかりした板紙で出来ています。
横向きに立ててみると、ゆがんでいて真っ直ぐに立ちません。
手前の縁の折り目がちゃんと折れてないせいか、、?
アメリカには直角というものがない、という方が居たのを思い出しました。
4つ目は、フリトレーのバラエティパック24のトレイ型段ボール箱。
6種類のスナックの詰め合わせで、今はもうコストコには売っていないそうです。
中身の商品はアメリカ製ですが、箱はおそらく日本製。
このトレイは、短辺が切りっぱなしで長辺が縁を折り曲げてあリます。
裏面もつるっと均一な日本製らしい段ボールで、板紙の質はかなりふかふかです。
切りっぱなしの小口がヨレヨレになっておりますが、中身が軽いスナック菓子だから強度には問題なし。
段ボール鑑賞的にはやっぱり魅力が少ないですが。。
グラフィックのプリントはすごくかわいい。
今回は、ちょっとライトなの2種でした。
次回は、ヘビーなのをご紹介します。
]]>
今日の段ボール71
http://tengadiary.exblog.jp/238818354/
2018-10-21T21:12:00+09:00
2018-10-21T21:12:28+09:00
2018-10-21T21:12:28+09:00
tengallon-page
段ボールSKETCH
久しぶりにコストコ通の友人の事務所から段ボールをたくさん頂いてきました。
車でコストコに行く友人に初めて連れて行ってもらってから、はや12年、、、。
最初の1つはこれ。「あの黄色、良いだろう?」と友人もお気に入りなトレイ型の逸品です。
PICANTEはメキシコ風の辛いソースらしいです。
Mediumなので中辛ですね?HotやMildの色違いの箱もあるんでしょうか?
切りっぱなしでも大丈夫、パリッとした薄くて硬い板紙製のアメリカの段ボール。さすが高品質な色の濃さ。
素材のままでも素敵なんだけど、その上にポップで機能的なプリント。
ミシン目の入った折り目、ボトルの入っていた円い跡、角に貼られたステッカー、、などなど。
盛りだくさんで、バランスも良くて、ほんと素敵!
もう一つは、こちら。これもまた辛いタバスコの入っていた箱。
12ozの大瓶。普通のスーパーで売ってる瓶の数倍の量が入ってるらしいです。
タバスコカラーのイラストのバックがまた派手なオレンジ色で、、、辛さがアピールされているようです。
この箱の段ボールは、内側の面と間のウエーブの板紙はアメリカらしいパリッと薄くて硬いものですが、表面のツヤツヤした一枚はややフカフカな板紙のようです。ワイルドで素朴な段ボールとツヤツヤでビビッドなプリントの組み合わせがアメリカっぽい。先日紹介した、織咲さんのコレクションの中にもタバスコの箱がありましたが、あれはまた違っててシックでカッコよかったですね。
コストコ段ボールは、まだまだ続きます。
]]>
今日の段ボール70
http://tengadiary.exblog.jp/238714738/
2018-08-19T17:08:00+09:00
2018-08-19T17:08:12+09:00
2018-08-19T17:08:12+09:00
tengallon-page
段ボールSKETCH
「ダンボールを眺めてお酒でも…のみましょう!」という夕べに参加した報告、その3です。
Or-itaカッターの開発とともに生まれてきた、段ボールで出来た物体も、たくさん展示されていました。
まず会場アプローチに居た、ユニクロと黒ラベルの箱で出来た巨大海老。
Crazy(天才?)と呼ばれる方が作ったそうです。
即興で作ってしまうとか…でこの完成度。
ブルーのボタンみたいなものがたくさんついてますが、段ボール工作専用の留め具で何度でも止め外しができます。
この海老はバラバラにしてコンパクトにあちこちに持ち運ばれているらしい。
通路的なところにあったのが、水に浸けて(濡らして)3枚おろしにした段ボール。
段ボールは濡らすことによって表面と裏面の平らな紙と真ん中のウエーブになった紙とに剥がして分けることが出来ます。
私は段ボールではやったことがないですが、厚紙(イラストボード)を濡らして両面をはがし3枚おろしにするのは昔よくやっていました。
滑らかな表面のケント紙のイラストボードを剥がしてわざわざザラザラにした面に絵を描いたり工作をしていました。
あれに比べると、段ボールの3枚おろしはとても理にかなってると思いました。
平らにしたいときはアイロンをかけるそうです。
この3枚おろしによって、段ボールのリユースの可能性が随分と広がったようです。
会場入り口の床にあったのは、先日のワークショップの時に小さい子がぴったりはまっていたあの物体。今回は草が活けられて、おしゃれしていました。
コート掛けには、段ボールのかぶり物が。
Or-itaカッターを使った、段ボール工作。段ボールらしからぬ(?)、シャープな折り目で立体になってます。
段ボール工作はざっくり作るもの、っていうイメージを裏切り、素材の味わいは際立っているかも。
ピンポン玉くらいの段ボールボール。かわいい。
これは3枚おろしではなくて、表面の1枚だけ剥がした2枚おろしの段ボールで作られているそうです。
この上の写真には、もっと大きく作ったボールがちょっと写ってます。
この集いに参加する前に、姪っ子がうちに来ていて、彼女はこのブログを「たまに見てるよ」というのですが、
「今日はこれから段ボールを鑑賞する集いに行くんだよ」と言ったら、
「叔母さん以外に段ボールを鑑賞する人なんているんだ!?」と驚きつつ、
「ていうか、段ボールって何?紙なの?ボール?何?」
このかわいいやつを見せてあげたかったです。
段ボールのボールはboardでballじゃないけどボールにもなってたよ。
(段ボールボール→corrugated board ball)
先日のワークショップで教えていただいた、ぴったりボックスの上級版?
細長さ、小ささを極めてる。マスキングテープがぴったりはまっている。
こういうなんだかわからないもの、面白い!!
段ボール巾着。硬いような柔らかいような。
よく見かける缶ビールの箱が2個繋がっている様子。いい大きさ。
これは薄い紙で折っている、すごいやつだな。
正三角形のグリッドで、折り目をつけた段ボールの造形の数々。
ご指定の撮影ポイントから撮ったゴリラの顔!
雨の日サービスで、特別見せていただいた、熊のお面の解体組み立てパフォーマンス。
(このブログでは、私の好きなアニメーションGIFはこんな小さいのしか動きませんでした。
せっかくフォトショップ導入して作ったのになぁ)
お子さんのためにママが作った段ボールのおもちゃ。
真ん中右は黄色いシールが出てくるヤマトさん。
ダイソン的なやつ。写ってないけど、ペットボトルを使った部分とか見た目も面白くて、
実際に使って遊べる、本格的なつくり!!
真実の口段ボールガチャ。子供達のワークショップの時に活躍するらしいです。
400円で1個、自分で口に手を入れてカプセルを取ります。
ズルをすると、手が抜けなくなります。
見た目も良く出来ていると思ったが、転がした時に響く、真実の口に相応しい荘厳な音がすごい。
子供が入って遊べる段ボールキャタピラー。
すでにあちこちで使われているらしいですが、頑丈そう。
正三角形の角って丈夫なのね!
テアタマ〜ズ!が、昨年まで小さなブースからはみ出しながら参加していたというメーカーフェア。
今年は13ブースを使って暴れてくださいということになったそう。
私は、8月5日にちょっとだけど行って来ましたので、また、報告をする予定です。
次回は、久しぶりに、友人の仕事場から頂いて来たコストコ段ボール鑑賞です。
今日の段ボール1も、同じ友人に車でコストコに連れて行ってもらい集めた段ボールでした〜
]]>
今日の段ボール69
http://tengadiary.exblog.jp/238706736/
2018-08-14T17:45:00+09:00
2018-08-22T14:07:26+09:00
2018-08-14T17:45:24+09:00
tengallon-page
段ボールSKETCH
引き続き「ダンボールを眺めてお酒でも…のみましょう!」という素敵な夕べの報告です。前回紹介したOr-itaトライアルセットのパッケージの開発の為に集められた段ボールの中から選ばれた箱もまた、会場のあちこちに展示されていました。
これは、階段から2階の会場までの通路的な場所に置いて(展示して)あった箱。
沢山貼ってあるテープにaqua cleanとロゴが入ってますが、スペインの会社みたいです。
さすが、ヨーロッパからやってきた段ボールは、リサイクル重ねていてグズグズですね!シールもベタベタ貼られて、本当にボロくてかっこいいです。いかにも、船便で来たぜ、って雰囲気です。
この箱は、会場の入り口の看板役。イタリアのトマト缶の箱でしょうか?程よい大きさ、厚み、色。この色は、経年変化??オイルが染み込んでるみたいなすごく良い色!!展示タイトルの白と黒のプリントが映えてます。
ワインを手に熱く語る織咲誠さん。この現像液などが入っていた箱をどこから救出して(頂いて)きたのかなど半分聞きそびれましたが、結構古そう。箱はアメリカものでしょうか。しっかりしていて色が綺麗。
箱を横から見たところ。ピクトグラムが存在感大。痛そうな絵も白バックで強調されて、版ずれも良い味です。
この箱に入っていたという、織咲さんお気に入りのセクシーボトル。
ここは、段ボールの色を国別に比較するコーナーのようです。奥の背の高いのがブラジル、その手前がカナダ、一番手前がアメリカ、右奥の白っぽいのがイタリアの段ボール。
これはブラジル産の珈琲豆が入っていた箱でしょうか。
織咲さんが言うには、ブラジルの段ボールは、やっぱり珈琲の色をしているんだそう。
そう言われたら確かに、手前の箱に比べると黄色みがかっていて、
紅茶でもチョコレートでもなくて珈琲の色!
ブラジルの手前は、カナダの段ボール。ブルーベリーの箱でしょうか。
森林資源の豊富なカナダでは、段ボールにもバージンパルプが贅沢に使われるらしいのです。
リサイクルしていても、バージンパルプに近いから硬くて、叩いたら良い音がしそうだし、何と言ってもこの濃い色!!
カナダの次は、同じくバージンパルプを惜しげなく使いがちだというアメリカの段ボール。エッジのところを見ると、破線状の切り込みが入ってます。バージンパルプに近くて硬いからパキッとした折り目になってる気がします。ibpとロゴが入ってますが、牛肉を扱っている会社みたいです。ブラジル段ボール→珈琲色の流れからいくと、アメリカの段ボール→ビーフジャーキーの色?、かな??
ブラジルの隣に置かれていたのは、イタリアのマカロニが入っていた箱のようです。
イタリアの段ボールはリサイクルが重ねられていてフカフカした感じ。
そして、、イタリアの段ボール→パスタの色、で良いでしょうか??
段ボールなのに色白で美味しそうな色。
これは段ボールではないですが、とても魅力的な変わった形の紙管箱。
何か語られていますが、ちゃんと聞きそびれました。
同じキューピーマヨネーズの箱でも色と硬さが違う、と言うことで撮った写真です。写真だと違いがあまりわからないですが、小さいほうがだいぶ色が濃く硬かったと思います。織咲さんの推測では、包装された季節が違うので、気温の高いときには丈夫な箱、などの調整がされてるんじゃないか?とか。日本の段ボール流通界ではそのような繊細な対応が行われている、ような気もする??
フランスの自動車ルノーの部品のパッケージ。紙の色を生かした白の総柄プリントがお洒落です。この箱、おそらく接着剤なしで組み立てられる設計ですよね。ーーデザインにコストがかかってるけど、そのおかげで倉庫に積み重ねられたこの美しい箱が、ルノーのブランドのイメージをどれだけ良くしているか。。これがトヨタだと無駄なコストとして削減されてしまうんだよなーーというような事を織咲さんが語っていました。確かに!!そこにかけるコスト、大事ですよね。
これも自動車のパーツの箱。段ボールではないみたいですが、
組み立て方法が秀逸というのが織咲さんオススメポイントです。
切り込みが大きいのでタブの部分の差し込みが容易で、上のほうを折って組み立てる事で抜けなくなるという仕組み。
そしてこれが話題?のタイの黄色い段ボールです。
(タイの段ボールは黄色くて、タイゴールドと呼ばれているらしい)同じドールの商品でも、上はPRODUCT OF THAILAND、下はPRODUCT OF THE PHILIPPINES 上に乗った”タイゴールド”、黄色いです!
会場の一角でスポットライトが当たっていたのが、こちらです。
これも”タイゴールド”の段ボール。輝いています。
タイからの荷物の大きなコンテナの扉が開いたときには、一面黄色く(金色に)輝くんですね。
こちらは会場の真ん中あたりでスポットが当たってました。
マルボロ1万本が入っていたこの箱は、段ボール箱の最高峰、KING OF 段ボール、、
というような事を織咲さんが話されていましたが、ちゃんと聞きそびれました。
詳しくは、またいつか教えて頂けると嬉しいです。
何気無い箱ですが、とてもしっかりしてて、結構大きいのです。
このコーナーも、段ボールの色問題。
左側の色の濃い2つがインド製、他の3つが中国製、、かな。
中国では、段ボールのリサイクルが繰り返されすぎ、どんどん黒ずんだ色になってきてしまうのが嫌われるので、
漂白をしてしまうため、段ボールの色が白っぽくなっている、という事だったかな??
これもまたそのうち教えてください。。
こちらは、プラダの箱。早朝の青山で見つけたという、Or-ita開発部の西脇さんのお気に入りの段ボール箱。さすが、シンプルでかっこいいです。 上の箱のステッカーの部分。確かにPradaです。。
リモワのロゴのついた箱は、ドイツ製ですよね。手前のアメリカ段ボールと比べると随分つるっとしてます。この3つの箱が同じグループになって展示されているのは何でかな?よく見ていたら思いついたのですが、3つとも箱を閉じているテープが同じような幅広い紙製だからでしょうか?最近Amazonの荷物の箱もこういう幅広の紙テープで止めてある事があります。粘着テープではなくて、昔画用紙の水張りをしたときに使った水をつけて貼る紙テープみたいに、くっついたら乾く感じ。クラフト紙の粘着テープとかプラスチックの透明テープはリサイクルの時に邪魔になりそうだから、一緒に溶かせそうなこんな紙のテープに変わってきたのかもしれない、、という推測でどうでしょう?ただ、とても剥がしにくいので、段ボール箱を平らにするとき勝手が違ってやり難い。
表面だけ白いアメリカの段ボール。中の色が透けてるくらいの白さがいい感じ。ネイビーブルーのプリントも素敵。
濃い色の箱に、発色のいい青色のプリントが美しい箱。裏返してあるのは、段ボールの品質表示マークが裏面についているからでしょうか。 火気厳禁な危険な液体が入っていたらしいこの箱は、特別な強化段ボール製だったりするんでしょうか?
なんとなく風格ある質感です。
タバスコの箱。濃いめの色の地に朱赤と緑のプリントが熱いです。バランスが良い段ボール箱ですね。かなり好き!折り目にはちゃんと破線の切り込みが入っております。今うちに、友達経由でコストコから来たタバスコの箱のカラフルバージョンがあるんですが、全然違う雰囲気です。
これは会場入り口で看板役をしている箱と同じ商品の箱ですね。
並べて見ないとわからないですが、ちょっと質感が違う気がします。
同じ商品の同じサイズの箱でも、会うたびに違う、一期一会の段ボール箱。。
イタリア生まれのグラフィックはやっぱり可愛い。
これは!?果物か野菜の箱でしょうか?
倉庫の奥でこんな風にのされていたという段ボール。
相当上質な(丈夫な)段ボール箱だったと思われます。
穴の空き方が最高です。
壁に展示されていた素敵な箱。
薄くてパリッと硬い段ボール。きれいな濃い色。
穴の空いた平面が立体になって、黒い影がくっきり美しいです。
惚れ惚れ。
ここは、なんと良い眺め!
右側のきちんと重ねられた段ボールシート!!ビューティフルー。
左側でOr-itaパッケージの台になってるのは、インドから来た段ボール。ラベルをよく見れば、インドからオランダに送られてる。その後どのようにして日本に来たのか?!その間に傷のつき方まで、こんなにかっこ良くなってしまったんですね。
平らにして壁に貼られた段ボール箱。穴あきぶりが素晴らしいキャベツの箱。
これについては、織咲さんのお話を聞きたかったところでした。
きっと色々。。。
織咲さんの仕事場が載っている、無印良品から出版された本。
パラダイスな仕事場!?
本の展示もグレープフルーツの入っていたしっかりした段ボールが使われてました。
おしまいは、素敵な段ボール箱の中から出て来た、ジュースの缶。こんなウエービーな、お茶目な形の缶あるんですね。
もっとよく見たかったし、もっとお話聞きたかったですが、何日あっても足りない感じ、さらに、写真に写ってないところもたくさんありました。
こんなスペースでこんな展示は、なかなか出来ないことじゃないかと思いました。
段ボールはわからないことが多いので、色々推測するのもまた楽しいです。
次回は、その3です。Or-itaカッターを使って作られた作品の数々です。
]]>
今日の段ボール68
http://tengadiary.exblog.jp/238700305/
2018-08-10T17:45:00+09:00
2018-08-10T19:47:48+09:00
2018-08-10T16:39:47+09:00
tengallon-page
段ボールSKETCH
前回に続き、「ダンボールを眺めてお酒でも…のみましょう!」
という段ボールを鑑賞する夕べに参加したご報告。
まずは、Or-itaと、買った人に手渡される手作りパッケージの展示の様子です。
黄色x黒 (OLFA)or シルバーx赤(NT)のホルダーのOr-ita。
Or-itaのトライアルボックスを買った人に手渡される、段ボール製の手作りパッケージと色々な付録。
建物型の箱が広い会場に建ち並んで街ができていました。
かたちのバリエーションがとてつもなく多いし、一期一会の使用済み段ボールで作られるから、様々な質感、色。
固定されている訳じゃなくただ置いてあるのに、この垂直ぶり!!建築物だなと思いました。
同じ形が並んでいると、色や質感の違いがよくわかって面白いです。
Pタイルを剥がしたらしい会場の床の質感が段ボールに似合ってました。
左側、段ボールのウエーブを斜めに使うのが最近の発見だそうです。Or-itaで折り目をつけるからできる技。段ボールのサイズが足りない時にも使えるし、いい感じ。
集合段ボール。1棟2棟と数えたいようです。
蓋をあけると向こう側が透けて見えます。モダンな和室のよう。
これは、初期の頃に買ってくれた方に実際に郵送したときのパッケージだそうです。その人のイメージに合わせてひとつづつ作っていたそう。会った事がなくてもメールの文章からイメージしたり。上の右の出っ張り、よく壊れずに届いたなあ。さすが!!現在のパッケージとは折り目の感じが違っています。先日のワークショップで教わった技などでだんだんとシャープな折り目に進化しているようです。
試作品の数々。ひとつづつ話を聞いたらどれくらいかかるか想像できない。
懐かしい包帯どめの使い方も色々試されていたようです。
穴の位置だけをとっても、厳しく検討して決められてます。
即興で作られたパッケージの形をこんな図面に残してありました。この紙は、もしかして通販の荷物などに丸めて入っているあの紙をアイロンで平らにしたもの??すごく古い味わいになっているのは、書類としての保存を考えていない紙なのですぐに変色してしまうからだそうです。
Or-ita用の段ボールフォント!!パッケージに押されたスタンプや印刷物にも使われています。
色々なサンプルのファイルが入っているのも、段ボールの箱。
今回の展示では、床に置いてあるパッケージの中から好きなものを選んでOr-itaトライアルボックスにして買って帰る事が出来るようになっていました。
床には空いたスペースがまだあって、会期中に織咲さんの教え子の方々が作るそれぞれの味のある箱が置かれていっていたそうです。
ああ面白かった!
次回は、その2です。蔵出しの厳選段ボール箱の数々です。
]]>
今日の段ボール67
http://tengadiary.exblog.jp/238700381/
2018-08-10T17:25:00+09:00
2018-08-19T17:27:03+09:00
2018-08-10T17:25:49+09:00
tengallon-page
段ボールSKETCH
フェイスブックを見ていたら、
Or-ita(オリタ)ダンボール折り曲げ用カッター のFBページから、
「ダンボールを眺めてお酒でも…のみましょう!」
というイベントのお誘いの投稿があったので、なんだかわからないけど面白いに違いないと、
6月23日の夕刻から参加して来ました。
後楽園駅から5分くらいの古いビルの2階にある、DESIGN小石川という広いスペースに、
Or-itaの開発8年間の間に作られた段ボール製の物体がずらりと並び、
そのあいだの所々に蔵出しの厳選拾得段ボール箱が置かれているという、夢のような展示がされており、
その日は、夕方から会場の一角にワインやビールや美味しいおつまみが用意されていたのでした。
展示は見どころがありすぎて、気になったところだけでもと撮った写真が100枚以上。
ブログに載せたいけど多すぎて、選べないーーと、気づけば数週間が経過していた。
その間に、思い余って新しいiMacにアドビのCreative Cloudを導入して、
やっぱりフォトショップとイラストレーターがあるとホッとするなあ!なんかいい感じに加工できないかな、
と思ったが、数年ぶりのブログはどうにも使い勝手がわからず、あまり役にたたなかった。
結局、全部載せてしまえばいいのか!と気づき、3種類に分けて全部(ほぼ)載せてしまいました。
見る人めんどくさかったらすみません。
その1は、Or-itaと段ボール製パッケージの試作品、図面などと、1点づつ違う(選んで買える)パッケージの展示の様子。
その2は、Or-ita開発の為に収集されたたくさんの段ボールの中から選ばれた箱、切れ端、のされたもの、などなど。
その3は、Or-itaカッターを使って作られた作品の数々。
本当は、お酒のコーナー(作業用のスペースでもあった)も素敵だったんですが、なぜか一枚も写真を撮ってなかった。人がたくさんいるとついシャッター押しそびれてしまいがちなのですが、和やかでいいムードも含め撮っておけば良かった!
それから、この展示が行われたDESIGN小石川は、このあとビルの解体によって閉められてしまうそうです。
今回初めて行ったのですが、周りの環境も含めてすごく良いスペースだったので、残念です!!!
まえがき長くなりましたが、次回は、その1です。写真たくさん載せます。
]]>
今日の段ボール66
http://tengadiary.exblog.jp/238533081/
2018-05-20T16:28:00+09:00
2018-05-20T16:28:16+09:00
2018-05-20T16:28:16+09:00
tengallon-page
段ボールSKETCH
織咲誠とテアタマ〜ズによる”ダンボールを極める”ワークショップでは、大人がBOXをぴったりさせることに夢中になっている間に、子供たちもダンボールで遊んでいました。
カッターは使わないけど小さい子も作れるサングラスとヒゲと蝶ネクタイの工作セット。ダンボールのサンバイザーも。わーい。
手前にあるのは、道具入れとして活躍している”ぴったりBOX”。使いやすそうです。
中央は、折りを極めたダンボールの物体にぴったりはまった子。ジャストフィット。
後ろにある三角形に折り目の入ったダンボールは、手を使っていろいろ折り曲げているうちに、何か形が見えてきたりするらしいです。
***
このワークショップでは、使ってみたかったカッター”or-ita”を使ってぴったりBOXの奥義を教わっただけでなく、段ボール好きのステキな方たちとお話出来て、本当に楽しかったです。
十数年前、段ボールでスツールを作るために板状の段ボールを買おうとしたら、いい感じの段ボールが全く見つかりませんでした。
何でなんだろう?という疑問と、でもどういう段ボールがいいんだっけ?ということを考察しようと、このブログを書き始めました。
そして、段ボールでスツールを作ろうとしたきっかけは、このワークショップを主催されている織咲誠さんの展示を観たことだったのです。
その展示は、2000年10月末から11月初めに原宿近辺でやっていたHAPPENINGという街中のあちこちで主にインテリアとかプロダクトデザインとかがアートでカオス?な展示をするイベントの中でした。あれ、面白かったナ。
うちに帰ってから、探してみたらその時のカタログが出てきました。
これ↑がそのカタログです。
もう忘れていたのですが、このカタログは自分で完成させるとかで、ポラロイドチケットというのが付いていて各会場でチケットと引き換えにポラロイドカメラで撮った写真を貼り付けるようになっていました。
大好きなインテリアショップTRICOでマイケル・マリオットの展示↑を観た後に、TRICOスタッフの方にお薦めを聞いたら、
「オリサキマコトさんの展示が良いです!」
オリサキマコトさん?、この穴あきのパンを食べている方(カタログ内の写真)か、、と思いつつ会場に行ってみました。
…で、織咲誠さんの展示を撮ったのがこれ↑です。展示のメインは曲線の折り目がついたユニークな紙皿だったのですが、この写真のなんだかわからない物体がまた大変魅力的でした。これは、段ボールではなくてスツールでもなかったのですが、当時紙を使った立体を色々作りたかった私は、そうだ、こんな感じで段ボールでスツール作ろう!と思ってしまいました。その後実際2種類の段ボールスツールを作り、いまひとつというか全然ちがうモノになりましたが、、。今見てもやっぱりこれ、いいなあ!ワークショップの時にご本人に聞いたら、厚紙にフェルトを貼り付けたものだったそうです。そうか!手漉きのフェルトのようです。道理で、すごく綺麗な発色で、それも魅力だったんだと思います。紙を曲線で折ったこの形がすごく良かったのですが、表面の素材の感じも大事だったのだ。
***
あれからずいぶん年月が経ってしまいましたが、3年くらい前にツイッターの”お薦め”で織咲誠さんのアカウントのフォロワーになり、ツイートを読んでいるうちに、オリジナルのカッターや、ダンボールのパッケージのことを知り、今回のワークショップに参加するに至ったわけなのでした。お会い出来て良かった!
]]>
今日の段ボール65
http://tengadiary.exblog.jp/238533067/
2018-05-20T16:21:00+09:00
2018-05-20T16:21:14+09:00
2018-05-20T16:21:14+09:00
tengallon-page
段ボールSKETCH
今回は、織咲誠とテアタマ〜ズのワークショップで使われているオリジナルの段ボール専用カッター刃 "or-ita"(オリタ)のことを書きます。
2年位前織咲誠さんのツイッターの記事でこのカッターの事を知ってから、ずっと欲しいと思ってました。段ボール専用のカッターと言われたら欲しいに決まっていますが、段ボールで工作する余裕もあまりない日々だったので保留になっていました。この度、ちょっと遠いけど馴染みのある葉山でのワークショップがあると知り、まずは使ってみようとこのワークショップに参加したのでした。
で、ワークショップ終わってから、この場で買えると言う事で、ひとつ持ち帰りました。
"or-ita"を使って作られた段ボールのパッケージに入っています。この箱は何種類かあってこの形にしました。
ぴったりBOXと並べて記念撮影。(腕は"or-ita"をデザインされた織咲さんです)
パッケージの中はこれだけ入っていました。
たたんである紙は、このパッケージの他4種類の箱の実物大型紙と作り方。箱はどれも屋根?があって建物っぽい形です。
この箱は背が高くて底面が三角形なんですが、キチンと垂直に立っていて端正です。
この刃の部分が"or-ita"のオリジナルです。ホルダーは、NTまたはオルファのロータリーカッターで、これはNTのもの。
今は量産型になったそうですが、以前はデザインされた織咲さんが自らグラインダーで削ってひとつづつ作っていたとか!?
段ボール用のカッターが無いから自分で作ってしまったとは凄い。
量産型になって刃の形が、ギザギザになってます。
パッケージ、おしゃれな味わいのこの段ボール、湖池屋のポテチの箱の裏面だったんですね。ウラの方がステキな日本製段ボール。
折り目の破線の切り込みが見えているところも素敵。これはおそらく量産型になる前の"or-ita"を使って作られている様子。今回私が作ったぴったりBOXは破線の切り込みは外側に見えません。量産型で改良されて刃先がギザギザになったおかげかな。
段ボール製のオリタ型シリアルナンバープレートです。ぱりっとした高級そうな段ボールで出来ています。
自立します。かわいい。
私が持ち帰った刃の形よりシンプルだけど、量産型になる前の刃の形はこれに近かったんじゃないかと思います。
この形の刃だと、折り目の破線が外側に見えるようになるのでしょう。
***
自分でも(昔すぎて)忘れていたのですが、一番最初の今日の段ボール01で、紹介したアメリカ製のjoyの箱の角の折り目の破線の切り込みがかっこいい、とか、書いていました。これはこれでかっこいいですよね!
次回は、12年前に段ボールのことをブログに書き始めた時のことを思い出しつつ、”ダンボールを極める”ワークショップの続きを書きます。
(つづく)
]]>
今日の段ボール64
http://tengadiary.exblog.jp/238517616/
2018-05-13T00:36:00+09:00
2018-05-13T13:30:27+09:00
2018-05-13T00:36:52+09:00
tengallon-page
段ボールSKETCH
前回の続きで、織咲誠&テアタマ〜ズによる、”ダンボールを極める”ワークショップに参加したお話。
今回は、出来上がり持ち帰った"ぴったりBOX"鑑賞会wです。
今回のワークショップでいただいた、ぴったりボックスの”虎の巻”です。これはとても貴重。
うちに持ち帰った自作のぴったりボックスは、思わず眺めてほれぼれする佇まい。
内側にフレキソ印刷のステキなイラストがのぞいています。
こちら側は、運送時のステッカーが雰囲気を醸してます。
そして、段ボールを折り曲げた”エッジ”の部分が、シャープ(ほどよく)なところと、水平垂直の正しさがすごいです。
段ボールは厚みがあるし間のウエーブ(波なみ)になった紙(フルートと言うそうです)の方向によってどうしてもエッジに丸みができたり、全体のサイズが変わってしまうのだけど、”虎の巻”に載っている秘伝のサイズ出し方法と、点線でカットできる段ボール専用のカッターを使っているので、ウエーブの縦横両方ともシャープな折り目を作れるのです。
その、専用カッター ”or-ita" (オリタ)のことを次回書きます。
(つづく)
]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/